LP12の2大欠点の一つであるトッププレートのアップグレードです。ACモーターは正弦波交流で駆動しているため、その駆動周波数域で常に振動しています。LP12ではその振動が伝わるのを防ぐためにモーターを固定するネジに金属ドームのペアでモーターを挟むように固定しています。それでも振動は消し切れているわけでなく、ステンレス製のトッププレートは振動を他の部分へ伝えてしまいます。これを改善するのが6mm厚のアルミを削りだして作られたこのトッププレートです。ブラックアルマイトとシルバーヘアラインの2つの表面仕上げがございます。在庫切れ商品の納期は2週間程度です。 以下、開発者のコメントです。 Moberのトッププレートは、30年前の2mmのトッププレートを置き換える6mmのトッププレートです。一部の非常に古いトッププレートの中にはプレートの中央で曲がって見えるものがあります。それはおそらく非常に重いアウタープラッター、インナープラッター、サブシャーシとトーンアームを30年以上吊っていたためです。そのような歪はトーンアームの理想的な取り付け位置に影響します。このような場合 2mmのトッププレートを交換する時期です。 Moberのトッププレートは、リンLP12用として類のないトッププレートの1つで、サスペンション用のスタッドボルトは根本を8mmの六角にして大きくすることで剛性を向上させてています。根本のサイズは5mmです。拡大した8mmの六角に合うように、お手持ちの木製台座の2つの穴を少し大きくする必要があるかもしれません。この製品は2年間販売しておりますのが、今のところお客様からクレームを受けたことはございません。 六角ボルトは、トッププレートの反対側を貫通しないように設計されています。上面から見ると、プレート上の5つの長いネジは見えません。 シルバーとブラックサンドの2色のバージョンがあります。写真はブラックの仕様です。 LP12ユーザーの方は皆、リンLP12の最も効果的なアップグレードがトッププレートとアームボード一体型サブシャーシであることを理解しているのです。